丸山塾の進学実績
丸山塾は、ホームページに進学実績を記載しなくなりました。
10年くらい前は、偏差値的に50前後の高校に進学する人が多かったです。
私たちも頑張り、生徒さんも頑張って、入塾の時からの、偏差値を5~15上げての結果です。
その学校名をホームページで見られて、皆さんはどう思われるでしょう。
講師、生徒の頑張りを読み取っていただけるでしょうか?
近年は、偏差値的にとても高い高校に、進学された方が、増えました。
喜ばしいことですが、なぜそれを記載しないのか?
それらの生徒さんは、来られたときから、すでに、相当、偏差値が高かったです。
そしてやはり、5~15上げてその高校に合格されました。
丸山の進学実績のために、最後までいてくれたのだろうかという生徒さんさえいます。
これらの、人たちは、入試直前はほとんど自習状態です。
ひたすら過去問や問題集を解いて、間違ったところを私たちが解説するだけです。
中には、本当に自習だけという生徒さんもいました。
この素晴らしい進学実績を記入しないのは・・
「誰でも丸山から、このような高校に行ける」と思ってほしくないからです。
そして、例え、偏差値的に魅力的でない高校に行ったとしても、
そこで頑張って、良い大学に行った人、また、幸せな生活を送っている人がいるからです。
進学実績
進学実績を大々的に広告として、記載している塾は、そのレベルの高校に行ってもらいたい。
また、そのレベルの学習が得意であるということです。
では、そのレベルに達していない人は、その塾でどうなるでしょう?
昨今は、入塾テストがあるでしょうから、レベルが合わない人は、入れてもらえないでしょうが、
学年が進むに従って、授業の理解、定着が難しくなってきたとき、フォローはあるでようか?
輝かしい進学実績の高校の偏差値は、70前後です。偏差値70を取る人たちは、全体の何%でしょう?
その中に入ること、その中で切磋琢磨することが、どれだけ大変かことか、
保護者方々は、ご存じなののでしょうか?
丸山の偏差値
私は、残念ながら、中高でそんな高い偏差値を取ったこともなく、
チャレンジで受かってしまった高校で、上位に入れず苦労しました。
大学入試は、最初から私立理科系に教科を絞って、それ以外の教科は捨てました。
偏差値の高い高校に行かれた生徒さんは、すでにその時のわたしの偏差値を超えているのですから、
見ていて、「本当にすごいなあ」と感心します。
指示されたことは、1度で、実行する。間違った問題は、2度目は、必ず正解する。
姿勢がよい。字がきれい。遅刻はしない。あまりトイレに行かない。
皆さんのお子様はどうでしょうか?
幸福の価値観
高校、大学がゴールではありません。
成人して幸福な生活を送ることが、人生の目的ではないでしょうか?
「でも、先生、いい高校いい大学に入らないと、幸福になれないのじゃない?」
って、聞こえてきそうですね。
一流企業に勤めて、高い賃金をもらうのが、幸福ならば、そうでしょう。
たしかに、いい高校、いい大学に行くと、その可能性は上がるでしょう。
でも、その道を行きたくても、どこかで、外れてしまったとき、
軌道修正ができる人間になっていないと、自分を見失ってしまいますよ。
自分軸がきちんとしていれば、幸福の種類が変わってくると、私は思うのです。