今どきの学校事情

旧第一学区

大阪府は、府内どこの公立高校でも、受験し行くことができます。
そのためか、北野高校のレベルがとても上がりました。
地元も中学から、昔なら、合格できる実力の人でも、今は行けません。
その人たちは、豊中高校や、茨城高校に行くようです。
だから、豊中高校も難しくなったと思います。
ならば、池田高校や箕面高校なら、行きやすいかといえば、池田高校は国英がC問題ですし、箕面高校国際科は、英語が堪能な人が受験しますし、小学校からある程度準備していたお子様でないと、無理が生じます。

将来偏差値が65以上の高校に行きたい、行かせたいと思っていらっしゃる保護者の方は、どうか、小学生から、高校受験をめざして、情報を集めてください。

情報を集める

塾に行くということで、情報を早くキャッチすることにも、役に立ちます。
私も、面談の時にいろいろお話させていただきますが、一度で、全てをお話できません。
日々情報が更新されるので、何度もお話合いが必要でしょう。

私学の入試は、去年とまるで違うということもあります。
前年なら、この成績でいけたお子さんが、今年は行けないということを、何度が経験しました。 
併願であれ、専願ならなおさら、3から4校、探しておきましょう。
熱望校に首尾よく受験できればよいのですが、成績しだいですので、
適正校、余裕校など、情報を集めてください。

公立高校の方も、学校によって校風が違っています。
偏差値で適正校でも、校風が合わないということがあるかもしれません。
先輩を探して聞いたり、行けるのなら文化祭に行ったりという、活動をしてください。

英語は難しくなりました。

保護者の方が中学生のころの英語と比べて、難しくなっています。小学校で習った単語は、読めて書けることが前提になっています。「小学校の時は、真剣に覚えることがなかったのに~」と言っても、後の祭りです。

文法をマスターしていないので、先生と生徒さんのあいだで、意思の疎通が図れないのだと思います。しかしながら、英文法だけでなく、日本語の文法も、小学校卒業時点で、確実に理解できていません。日本語の文法と英語の文法で、品詞の名前が違っていて、混乱しています。
けれど、日本語であれ、英語であれ、その単語が、名詞なのか、動詞なのか、形容詞なのか、品詞がわからないと、応用が利かないです。

とても、たいへんなこととは思いますが、まずは、日本語の文法を、お家で、学習してください。易しい問題集を習得するまで何度も繰り返す、日本語の方がある程度習得出来たら、英文法もしておくと良いでしょう。中学生になったら、その単語の品詞が何なのかがわかって学習できるようになりましょう。

英語だけでなくほかの教科もですが、小学校の学習だけでは、足りませんので、お家で補う必要があります。そんな情報も塾で仕入れてください。

学校の役割

トップ校と言われる高校を受験するには、学校のカリキュラムでは、間に合いません。
では、学校の授業は無駄なのでしょうか?

学校のカリキュラムは、ボリュームゾーンに合わせています。
それらの人たちが、無理なく学習できるように配置し、進めています。
予習が進んでいる人たちは、学校の授業で復習、定着します。

学校は、「いろいろな境遇や考え方の違いがある人ふれあうことで、社会生活をつつがなく送る練習をするところ」と思います。世の中に出ると価値感の違う人と、仕事をしなくてはいけないこともあるでしょう。学生生活とは違って、もっと過酷でしょうが、共同生活を送っていなければ、耐性がなく、とても苦労します。学校は、勉強を教えてくれるところというより、そういう役割をしているところと割り切ったほうが、よいのかもしれません。

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