計算力について(6/30)

正確に速く計算できるように

最近そろばんを習っている、習っていたという人が来られています。その方々、ものすごく計算が速いか?というと、そうでもありません。
私は2桁以上では暗算ができません。だから、すぐに筆算します。私が筆算するよりも速く答えがでているのならば、「さすがそろばん」と称賛いたしますが、筆算している私よりも「おそい」のです。そして、時々間違える!さらに、前から順に計算するので、式を工夫して計算することをしたくないようです。私は、暗算ができないからこそ、工夫して楽をしたいです。

そろばんを習っている

ということで、計算は大丈夫と、親子で慢心してはいけません。一口に計算といっても、さまざま考える要素があります。人間は計算機ではないので、前から順に数式を入力して計算するには、限度があります。どこを先に計算するのか。どうすれば簡単か。考えて、計算するように習慣づけましょう。計算に関しては、学校よりも難易度の高い問題に取り組んでおく必要があります。中学高校と、計算力があることが、武器となります。だから、

そろばんができなくても

日々、計算問題に取り組んで、少しずつレベルを上げていけば、大丈夫です。正確さと速さは大切にしましょう。どんな問題に取り組んでも、1回目より2回目3回目と正解率を上げ、時間を短縮させることを心がけましょう。学校の課題も、塾の問題集も1回取り組めば終わり、できたと思っているひとがほとんどです。問題を見た時、瞬時に解き方が頭に浮かび、規定の時間より速く解けるように修練するのが、勉強であると思います。

みなさん、塾の課題が終わったら

「できた」とおっしゃるのですが、なにが「できた」のでしょうか?課題の1回目が終わっただけです。本当ならば、習ったことをお家で復習すれば良いのですが、ほとんどの方がしないので、教室でした問題を宿題にしています。教室でしたのだから、ほとんどできるはずと、思うのですが、その出来栄えは人それぞれ。ほとんどできない人もいます。80%以上できる人は、宿題は類題に換えます。だから、2倍のスピードで単元を達成していきます。教室で同じ時間学習して、同じように宿題を消化しても、実力に違いがあるのは当然なのです。丸山塾は個別指導なので、取り組み方、取り組む問題は、皆さまの実力に適したものを選んでいます。

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