勉強をする前に

机に向かって

学習の第一歩ですね。何が大切でしょうか? まず、姿勢を正しくしましょう。椅子を机の方にひいて、足をそろえて座りましょう。「そんなこと、できて当たり前。」ではないようです。椅子を引かないで座ると、後ろを通る人に迷惑ですし、自分も姿勢が悪くなって、集中力が続きません。 その次、利き手ではない方の手はどこにありますか?机の上に置いて、ノートを押さえていますか。膝の上に置いたり、机の上でブラブラさせている人が多くなりました。お家では、その手にスマホをもっているのでしょうか?

字を書くために

鉛筆を握りますね。鉛筆は右手で書くようにしましょう。左利きでも、鉛筆、筆、箸は、右手を使うように、小さいときから、気を付けてください。日本語は、左から右に書く線がほとんどなので、左手で書くと筆の運びが、難しくなります。また、文字も横書きの時は、左から右に書くので、手が邪魔になって、自分の書いた字が見づらいです。それで、鉛筆の持ち方が、正しくできせん。右利きの人でも、正しい鉛筆の持ち方をしている人が少なくなりました。「どんな持ち方でも、書ければ良い。」と思う方がほとんどでしょうが、肩に力を入れず、見やすい字を、早く書くためには、やはり正しい持ち方をするべきです。

そして、解答用紙や提出物に書くときは、相手のことを考えて書きましょう。独りよがりな書き方や文字で、相手に伝わらなかったときは、深く反省してください。「わかってくれない、先生が悪い。」とか、「字が少し違っただけで正解だ。」とか思わないように。一画違う、止めはね違うでも、誤字です。ほんの違いで、意味が変わることもあります。くれぐれも、細心の注意をもって、漢字学習に取り組んでください。

鉛筆を正しく持つとあまり疲れません。

字を書くだけで疲れていては、高学年になって、長時間の勉学ができません。そして、この長時間学習に耐えるためには、健康で持久力があることも必要になってきます。小さいときから、勉強ばかりして、運動は少しもしていないというのも、いただけません。あれもこれもと気を付けることも多いですけれど、高得点をもらってくる生徒さんの様子を見ていて、気づいたことです。
鉛筆の持ち方や姿勢が悪く、誤字が多い人は、国語のみならず、他の教科でも誤字での減点が多くあります。このような人たちは、5教科合わせて誤字による減点が50点位にもなって、志望校を一つ落とすことになります。「50点も?」と思われるでしょうが、本当なんです。残念です。
みなさんも、模範となる行いを真似して、高得点を勝ち取りましょう。

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