タブレット学習について

教科書が改訂されます。

英語はさらに難しくなるようです。小学校で、学習する内容は、できることとして中学校の学習が始まるようです。小学校でいくつ英単語を覚えることができるでしょうか?九九のように、学校で覚えるまで何度も取り組んでもらえるということは、ありません。お家で補っていくしかありません。けれど、生徒さんも保護者も方も、中1で、基礎から、ローマ字から始まると思っていませんか?中1の初めのページ。いきなり会話が書いてあります。

さらに二極化が進むでしょう。

感染症の影響で、学校教育もいろいろと変わりました。タブレット教育も普及しました。ペーパーレス化が進んで、良いこともたくさんありましたが、やはり良いことばかりではありません。紙に字を書かなくなった弊害はあると思います。読みやすい字を早く書く訓練ができていません。フリーハンドで図を書くことが難しい。その前に書くことをめんどうに思うようです。どんなにタブレットで、漢字学習をしても、自分の手でノートに書かなくては、覚えられません。タブレットに書いて練習している場合でも、書き順が間違っても、続け字でも、認識したりすれば、正しく覚えることはできません。
タブレットで学習が進む人たちは、文章理解力が高い人たちです。

人対人の会話が大切です。

いつも同じようなことを言っていますが、本当に「漢字が書けない、漢字の意味がわからない」では、国語以外の学習も進みません。教科書に書いてあることが、理解でいません。問題文で問われていることがわかりません。指導者の説明も理解できません。いいことは一つもありません。

相手の言うことを理解し、立場を尊重することができるようになれば、自分の置かれた状況も理解、予測ができるようになると思います。目先の事だけでなく、近い将来、遠い将来の展望を持つことができれば、今することが明確にわかります。

塾でも時間がある時にいろいろなお話をしていますが、ジェネレーションギャプが広がってしまったとはいえ、昨今なかなか話が通じないと思う今日この頃です。

ラインのような単語のやり取りだけでなく、会話のキャッチボールができるように、お子様と会話の機会をもっていただけると、良いと思います。

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