
第2回実力テストが終わりました。
受験生は「志望校受験に向けて、夏の間に、実力をつける。」その目標に向かって学習していきました。
しかしながら、中1中2の学習が足りていなかった人には、厳しい結果が待っていました。
中1中2どころか、小学生から準備が足りいないことが、はっきりしました。
このことは、中3生には、折に触れ語ってきました。残念なことですが、今やっと身に染みているでしょう。「頑張っている」ことを、私たちは十分評価しています。けれど、何年も放置してきたことを、夏休みのの30日間で取り戻すことは、ほとんど不可能です。頑張りと意欲を私たちが評価しても、志望校の判定には、点数しか評価されません。
中3夏休み以降はみんな頑張ります。
「こんなにした、これもした、これもできた」と、アピールしてくれます。「中2までは、のらりくらりだったのに、やっとエンジンかかった。よかったよかった」ですが、 「こんなにしたのに、たいして点数が上がらない。」その結果をどう受け止めるか? ほかに人もエンジンがかかったのですから、現状維持でも「よくやった。」です。少しでも上がったなら、お赤飯ものです。けれど、本人にとっては、爆発的に上がる予定だったはず。
受験の厳しさを今知っても
後の祭りです。そうならないように、中学生は、今までの先輩たちの様子を話して、注意喚起していますが、みなさん、わが身に降りかかっていないので、のんきなものです。少し想像力を働かせてください。受験というものは、全員合格するものではありません。まして、受験も許されないということも考えられます。
志望校決定の間際にあわててないように、小さいときからいろいろな準備をしていきましょう。
保護者の方々にもお願いいたします。いろいろな情報を早くからキャッチしていきましょう。