
5%内は、全国で戦えるレベルです。
「難易度の高い、高校大学に、必ず行きたい。」という人ばかりではありませんが、「塾に来ているのだから、少しずつでも上がって行って、できればそうなりたい。」と思う人がほとんどでしょう。しかしながら、中学生、高校生になってからの一発逆転は、かなり大変です。
難易度が高いということは、5%以内の人たちの中に入るということです。クラスの人数が、30人ならば、1.5人。1学年300人ならば、15番です。「今は、小学生だから、立ち位置がわからない。これから、上がっていくはず。」ほとんどの人がそう思っています。
たとえば、フルマラソン。42.195㎞。10㎞地点で、300人中、150番。あとの30㎞で、140人追い越せるでしょうか?中1で、逆立ちができない。それで、高校生になって、体操で全国に出ていくレベルになるでしょうか?スポーツならば、全国レベルになるなら、小さいときからの準備が必要と思うのに、勉強は小さいときからの準備は必要ないのでしょうか?
保護者の方たちが、希望している大学に行くためには、5%内に入る必要があると思います。全国で戦えるレベルですよ。
義務教育を終えれば、人それぞれです。
5%以内の高校、大学に入らなくても、幸せな生活を送ることは可能です。でも、そのスキルを、いつ、どこで、誰に学ぶのでしょうか?今は、便利に検索できる手段がたくさんあるので、昔よりも容易でしょうが、知識を身に着けるための、理解力、継続する根気がある人は、すでに学業でも上手くいっているはずです。学業がうまくいっていない人に、「生きていく力を身につけよ」と、言っても、どうしたらよいのかわからないです。ならば、ある程度でもよいので、高校大学と進学し、世の中の渡り方、人脈の作り方を、学校を利用して、身に着けていく方が良いと思います。
大学進学が上手くいきそうにないから、専門学校に行く人。本当によく考えてください。専門学校は、大学より学費の高いところが少なくありません。高校3年で、その仕事に将来をかけて大丈夫でしょうか?専門学校のなかには、必ず学校を出なくでも取得できる資格を教えるところもあります。「絶対その仕事をするんだ:」という確固たる決意がない場合、今一度よくよく考えて決めてください。
高校生になったら。
大学進学しないかもしれません。文系かもしれません。けれど、今の時代、推薦で大学に行く人が多いです。受験間際になって、「やっぱり推薦」となった時、評定が悪ければ、どうしようもありません。
高校受験が終わったら、春休みの間に、計算問題だけでもいいので、数1の問題集に取り組んでおきましょう。スタートダッシュができれば、学校生活は楽しいですし、先の希望が開けます。
丸山塾では、中3までいた人に限り、高校生も来ていただけます。自習中心ですけれど、先輩高校生、大学生に質問できます。急ぎの時は、先輩にラインで質問もしている人もいますよ。
勉強にフライングはありません。高校生も、中学生も、小学生も、スタートダッシュで、道を切り開いていきましょう。