小学生の学習方法

漢字をきちんと書く

日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字と文字がとてつもなく多いです。漢字は、読みが何種類もあって、意味が変わって、覚えることがたくさんあります。だから、小さいころから、少しずつ覚えていく必要があります。受験に必要だからと言っても、中学生になって、時間をかけて漢字を覚えていることはできません。ほかにすることがたくさんあるからです。
漢字の形を覚えること、意味を理解すること、文章の中でで使えること。漢字マスターへの道はけわしいです。が、やはり、本をたくさん読むことが、遠回りのようで、近道と思います。ドリルで学習することも必要ですが、楽しく覚えていくために、好きなジャンルの本をたくさん読みましょう。

すこしの違いくらい、たいしたことないといって、丸を付けて欲しがる生徒さんがいますが、少しの違いが積み重なって、きちんと覚えれていないことを、自覚してほしいです。後々苦労しますよ。

計算の途中式

小学生の計算の途中式の指導は、学校でどうなっているのか?正確な所はわかりません。生徒さんの式を見ていて。
式なく答えだけ書く。  式を横に並べていく。  ノートの幅で改行する。  筆算だけ書く。  などなど。突っ込みどころ満載です。
「計算の工夫」は、工夫する途中式を書くスペースのがない。答えに式が書いていない、こんな問題集もあって、問題集であっても、式を大切にしていないので、がっかりです。
小学生、中学生用の問題集は、自習できるように作られていません。答え合わせを、本人に任せていては、少しも力が付きません。
解き方を教えることの前に、式の書き方、ノートの使い方、答え合わせの仕方、をマスターする必要があります。
だから、中学生になってから、来られた方は、学習に入る前に直すことがたくさんあります。大変です。

英単語

犬とか猫とかリンゴとか身の回りの英単語は、小学生の間にすべて書けるようにしておきましょう。カードを作って、カルタ取りをしたり、ゲーム感覚で覚えてください。カードは作ってもいいですが、市販のものもたくさんあります。スマホのゲームでもいいでしょうが、やはり、人間が相手をしてあげましょう。漢字同様、覚えた単語数が、貯金になります。小さいときから、取り組みましょう。

学校ではそんなふうにしない

よく言われます。まあ、みんな言います。が、学校がすべてではありません。学校は一つのやり方や考え方を伝授してくれているだけで、世の中にはいろいろなやり方、考え方があります。小学校の間は、学校のやり方以外認めないということもあるかもしれませんが、小さなことです。小学生にとっては、大きなことかもしれませんね。小学生中学生は、学校では学校の先生を尊重して、学校のやり方でしてください。でも、塾においては、塾の先生の方法を尊重しましょう。先を見越した方法を教えてくれているはずです。
いろいろな方法で、解決できることを知ることが大切です。

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