何を先取り学習するのか?

1学期中間テスト

終わりました。(2024/06)
中1生は、理由はわかりませんが、全教科50点満点のテストでした。
中2生、中3生は、春休みからの準備がたくさんできたので、数学は良くできました。
けれど、他の皆さんもよく準備ができていたようで、平均点は高かったです。

中1生は、初めての中学のテストでした。うまくいった人、あと一歩の人。その違いは何でしょうか?
どこまでが範囲かわからない。どれだけ覚えたら良いかわからない手探り状態でした。
小学校と違って、たくさんのことを覚えなくてはいけません。「これぐらいでええやろ」では、高得点はいただけません。範囲は確実にわからなくても、ある程度予測し、予習できること。暗記事項は、早くから何度も覚える機会を作ること。漢字のミスがないこと。これらが計画通りいった人が、高得点でした。

3年第1回実力テスト

中3実力テストの範囲は、習ったところまで、全範囲でした。終わってみれば、理社は1年の範囲がたくさんでていたので、例年どうりです。
総復習問題集が配られたのは、テスト3週間位前でした。その問題集の提出は、夏休み明けなんですが、あまりに配られるのが遅くて第1回実力テスト対策として使えませんでした。本当に、提出するためだけのものです。
何年か前、数学の問題集の、書き込みのスペースが少なかったので、ノートに書いても良いか、先生に聞いてもらったのですが、問題集に書き込むようにと言われました。学校の先生は、その問題集で受験対策として活用させようと思っているのか疑問です。内申点をつけるためだけに、提出させるのか。生徒は、作業としてこなしているだけ。確認する方も、形だけ。のような気がしてなりません。

学校の学習だけで受験対策ができるのか?

みなさん出来ないと、お思いだから、塾に行く。塾もそう思って受け入れるということでしょう。
例えば、定期テストのテスト範囲が学校でいつ終了するのか?テストが始まる直前に終わるということも、少なくありません。学校で習ってから、課題問題集をして、間に合うのでしょうか?
さらに、中3において、学習範囲が終わるのはいつでしょうか?3学期末テスト前、2月の上旬です。私学の入試は、2月10日、府立高校の入試は3月10日前後です。
特に、数学は中3、2学期3学期の範囲から、たくさん問題が出ます。学校で習ってから、学習していては、間に合うはずがありません。
学校のカリキュラムは、大多数の中間層の方が、理解できるスピードで進行します。上位の学校をねらう人は、予習が終わっていて、学校の授業で確認復習ができるようにしておくべきです。

何を先取り学習するのか?

中3生になると、受験が見えてくるので、次学期の学習の先取りも意欲的に取り組んでくれますが、中1中2や小学生は学校の範囲以上の学習となると、意欲がでないです。
全く習ったことのない、数学や理科の範囲の学習は進みませんが、小学校ですでに習ったことで、中学校でも習うこと、例えば、地理、歴史、漢字、英単語などは、しようと思えば出来ます。ただし、小学校の先生は、「すみずみまで覚えよ」とは言いません。でも、この習ったこと、教科書に書いてあったことが、頭に入れている量がすなわち、中学校における学習の貯金になるのです。
特に、漢字は、小学校で習った、読み以外のものも覚えておきましょう。社会や理科で出てくた漢字は、学習年齢に関係なく、覚えておきましょう。語句、漢字、英単語の暗記は、短期で大量にできません。小さな時から、少しずつ、こつこつと取り組んでください。
それから、本を読みましょう。これも、年齢が高くなったからと、いきなり、難しい本は読めません。でも、学校では、学年が上がるにつれて、読み取りにくい読解に取り組まなくてはなりません。読解が苦手な人ほど、易しい内容の本でも、漫画でもいいので、たくさん読書しましょう。本を読むことも、小学生の間にしておかないと、中学生は、テストや部活に追われてなかなか時間がとれません。

昔からの教え、読み書きそろばん(計算)がやはり、大切なんです。
小学生のお子様をお持ちの保護者の方に、情報が届くように切に願います。

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